友繁です
お久し振りです。
5日、本学英語英文学会主催で「増田明美氏 講演会」が開催されました。
増田氏はご存じのように、NHK等でマラソン中継をされている方です
とても聞きやすい声で、また内容も興味深いものでした。
・ 指導者としての心得
・ 長距離走を走り切る心構え
・ チームワーク
などについてお話いただきました。
増田氏は高校時代数々の栄光を成し遂げ、ロサンゼルスオリンピックに出場されました。
そこで途中棄権という大きな試練に遭遇されました。
一度、地獄を見られたからこそ、その厳しさの中にある優しさ、暖かさが会場にも伝わりました
私が印象に残ったことは、42.195キロを走りぬくということです。
今は選手の練習メニューの中で、1000mを何本か走っていくというものがあるそうです。
それには、チームの中で順番に先頭選手を決めたり、男性コーチが先頭に走ってくれたり
またペースメーカーとして誰かが走ってくれたり、そういう工夫がされているとのこと。
ここで増田氏は、「先頭集団が引っ張ってくれることに慣れてしまうと、孤独との闘いが
できなくなってしまう・・」と、おっしゃいました
このことが印象に残りました。
マラソンに限らず、すべてのことに当てはまると思います。
人生は一度限り・・
どの人の一生もいつ終わるのかわかりませんが、長距離走です
増田氏の講演を思い出し、今日から始まる一週間もがんばって
いこうと思いました。