"I have everything I need"
キャリアセンター眞田です
12月16日(木)のキャリアラウンジセミナーはニチコン株式会社の説明会でした。
人事担当者は本学2008年度生活福祉文化学科卒業生Tさん
説明会の内容は、会社の説明のみにとどまらず、彼女の経験や後輩へのエールも含み、とてもわかりやすいものとなっていました。
Tさんが就活をするうえで彼女の支えとなった言葉が、
"I have everything I need" (必要なものを私はすべて持っている)
これは彼女の大学時代に「宗教音楽」の授業の中で紹介された手足に障がいを持つゴスペル歌手レーナ・マリアさんの
歌うゴスペルの中の歌詞の言葉だそうです。
レーナ・マリアさんは、生まれつき両手が肩の付け根からしかなく左足が右足の半分くらいの長さで、それでもパラリンピックのスウェーデン代表の水泳選手として活躍し、車も運転されますし、1人で生活をし、現在はご結婚もされています
オリンピックの後に音楽に生きようと思われたそうです。
人の心に響く歌声というものは、自分の人生も反映されるものです
Tさんは、就活でくじけそうになった時、今のお仕事でうまくいかなかった時、厳しい状況におかれた時には、この言葉を思い出し前向きにがんばってこれたそうです。
Tさん曰く、
「自分は身体的に何不自由なく、行きたいところに行きしたいこともできる。 障害を持ったレーナ・マリアさんはそれをものともせずに前向きに生きておられる、こんなことで不平不満を言ったりする自分って。。。」
と、この言葉を思い出し、がんばっておられるそうです。
皆さんもこれからの人生(就活を含めて)を生きていく上で、自分の心の支えとなったり、指針となるような言葉=「座右の銘」見たいなものが見つかるといいですね。
キャリアセンターメンバーもそれぞれにそのような言葉を持っていると思います。
面談の際に聞いてみればいかがですか?
ちなみに、「あなたの座右の銘は?」という質問はESなどにたびたび登場しますよ